サラ・バレリス名曲選

サラ・バレリス 人についての洋楽

今回は、アメリカのポップ・シンガーソングライター、サラ・バレリスを取り上げます!
自分が初めて彼女を知ったのは、彼女の代表曲の1つでもある「Love Song(邦題:こんなハズじゃなかったラヴ・ソング)」が、グラミー賞で最優秀楽曲にノミネートされた時でした。

正直、その曲は個人的にそこまでピンとは来なかったのですが・・・
2010年9月に出たアルバム「Kaleidoscope Heart」を聴いてみたら、とてもよくできている楽曲が多いと思い、一気に気になる存在となりました。
現在も、音楽性の高いポップソングやアルバムを作り続けていると思います。

それでは以下、サラ・バレリスの名曲を見ていきます。

Gonna Get Over You

リズミカルで軽やかなポップソング。
曲の構成も何気に複雑で、しっかりと工夫されています。
途中からの転調も、不自然さはいっさいナシ。
落ち込んでいる時でも、気分が軽くなること請け合いの名曲です。

【収録アルバム】
Kaleidoscope Heart(2010年)

Uncharted

切なさを残しつつも、なぜか元気づけられるポップソング。
サラ・バレリスの曲はわりと起承転結がハッキリしてる曲が多いのですが、この曲はその代表例と言えるでしょう。
起承転結の「転」の部分で予想のつきにくい展開が多く、しかもそれがスッと心に入ってくる名曲です。

このMVでは、ライアン・テダー、ジョシュ・グローバン、ファレル・ウィリアムス、マルーン5のアダム・レヴィーンら、多くの豪華な面々も出演していて、そういう面を楽しむのも面白いです。

【収録アルバム】
Kaleidoscope Heart(2010年)

Bottle It Up

「ラブ」のリフレイン(繰り返し)で、ここまで印象的なフレーズの曲が作れるのかと驚かされる名曲です。
切なさの中にも前向きな感情が表れていて、こういった表現はサラ・バレリスの得意なパターンの1つであるような気がします。

【収録アルバム】
Little Voice(2007年)

Between the Lines

サラ・バレリスお得意の、ピアノをフィーチャーした名曲。
2人の間には距離があるという悲しい内容の歌詞です。
哀愁がありながらも、非常にメロディーが美しい曲になっています。

【収録アルバム】
Little Voice(2007年)

One Sweet Love

ギター&ピアノサウンドが心地よい名曲。
サラ・バレリスの曲は、切なさと前向きさが同居している曲が多いです。
散歩をする時にはピッタリのイメージで、とりわけ野外で聴くのにふさわしいと思います。

【収録アルバム】
Little Voice(2007年)

I Choose You

クセになりそうなビートとシンセ音をバックに歌う、軽快なポップバラード。
ストリングスを上手く取り入れていて、サウンド面やメロディー面からもリスナーを飽きさせない名曲です。
タイトル通り「私はあなたを選ぶ」ということで、前向きな気持ちにさせてくれます。

【収録アルバム】
The Blessed Unrest(2013年)

Opening Up

人生をパイにたとえた曲w
終始軽快なリズムでノリノリの名曲です。
サラ・バレリスの楽曲内でも、指折りの明るい曲調だと思います。
また、曲の終わり方がキッチリしていて、印象に残ります。

【収録アルバム】
What’s Inside: Songs from Waitress(2015年)

Armor

男尊女卑に対する反対を表した曲。
女性に対する応援メッセージを綴っています。
サラ・バレリスにしては比較的珍しいメッセージソングです。

曲調も終始マイナーな感じで、彼女の作品にはあまりないタイプの曲といえるでしょう。
それでもサビの部分はやはりポップでインパクトがあり、これだけでも十分に楽しめます。

【収録アルバム】
Amidst the Chaos(2019年)

Saint Honesty

スローでシンプルながらも、非常に力強い楽曲。
サラ・バレリスの中では珍しくブルース要素があり、かつ土着的な雰囲気に仕上がっています。
メロディー・歌・サウンド、全てが完ぺきな名曲です。
それまでグラミー賞ノミネートの常連だった彼女ですが、この曲で初めて受賞を果たしました。
( Best American Roots Performance )

【収録アルバム】
Amidst the Chaos(2019年)

A Safe Place to Land

ジョン・レジェンドをフィーチャリングした名バラード曲。
人生の苦難に遭っても安全な場所はあると、励ましてくれる曲です。
何といっても2人のボーカルが最大の聴きどころでしょう。
それにしてもジョン・レジェンドは、いつ聴いても歌うますぎ・・・

【収録アルバム】
Amidst the Chaos(2019年)

Gravity

悲しい時にあなたを支える、洋楽おすすめ曲(同Webサイト内)
サラ・バレリス「Gravity」(2007年・アメリカ)

【収録アルバム】
Little Voice(2007年)

その他の有名曲

☆Love Song
ビルボードチャート週間4位
ビルボードチャート2008年7位
2008年度グラミー賞最優秀楽曲ノミネート
2008年度グラミー賞女性ポップボーカルノミネート

☆King Of Anything
ビルボードチャート2010年95位
2010年度グラミー賞女性ポップボーカルノミネート

☆Brave
ビルボードチャート2013年96位
ビルボードチャート2014年74位
2013年度グラミー賞ポップソロパフォーマンスノミネート