日本時間11月16日午前2時、来年2022年2月6日に行われる第65回グラミー賞のノミネート候補が発表されました。
ここでは、そのノミネートの振り返りと、前回行った予想の答え合わせを行っていきます。
※ノミネート予想をまとめた記事を以下に投稿しました。
» 2023年(第65回)グラミー賞ノミネート予想とおすすめの候補曲
2023年第65回グラミー賞最優秀レコード・ノミネート予想答え合わせ
ノミネート予想
☆アデル(Adele)
「イージー・オン・ミー(Easy on Me)」
☆ビヨンセ(Beyonce)
「ブレイク・マイ・ソウル(Break My Soul)」
☆ケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)
「ザ・ハート・パート・ファイブ(The Heart Part 5)」
☆ブランディ・カーライル(Brandi Carlile)Ft. ルーシャス(Lucius)
「ユー・アンド・ミー・オン・ザ・ロック(You And Me On The Rock)」
☆リゾ(Lizzo)
「アバウト・ダム・タイム(About Damn Time)」
☆ドージャ・キャット(Doja Cat)
「ウーマン(Woman)」
☆ハリー・スタイルズ(Harry Styles)
「アズ・イット・ワズ(As It Was)」
☆スティーヴ・レイシー(Steve Lacy)
「バッド・ハビット(Bad Habit)」
☆ジャック・ハーロウ(Jack Harlow)
「ファースト・クラス(First Class)」
☆エンカント(Encanto)
「秘密のブルーノ(We Don’t Talk About Bruno)」
ノミネート結果
☆アデル(Adele)
「イージー・オン・ミー(Easy on Me)」
☆ビヨンセ(Beyonce)
「ブレイク・マイ・ソウル(Break My Soul)」
☆ケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)
「ザ・ハート・パート・ファイブ(The Heart Part 5)」
☆ブランディ・カーライル(Brandi Carlile)Ft. ルーシャス(Lucius)
「ユー・アンド・ミー・オン・ザ・ロック(You And Me On The Rock)」
☆リゾ(Lizzo)
「アバウト・ダム・タイム(About Damn Time)」
☆ドージャ・キャット(Doja Cat)
「ウーマン(Woman)」
☆ハリー・スタイルズ(Harry Styles)
「アズ・イット・ワズ(As It Was)」
☆スティーヴ・レイシー(Steve Lacy)
「バッド・ハビット(Bad Habit)」
☆アバ(ABBA)
「ドント・シャット・ミー・ダウン(Don’t Shut Me Down)」
☆メアリー・J. ブライジ(Mary J. Blige)
「グッド・モーニング・ゴージャス(Good Morning Gorgeous)」
ノミネート予想点数
20点中16点
※点数は人が合っていれば1点、曲が合っていれば1点で換算
ノミネート総評
アデル、ビヨンセ、ケンドリック、ハリー・スタイルズらが順当にノミネートされました。
その一方、昨年に引き続きアバがまたノミネート。
そしてまさかの、メアリー・J. ブライジが受賞候補に。
彼女はR&Bだけでなく、ロック・ポップ・ヒップホップもこなせるシンガーなので個人的には好きなのですが、かなり意外でした。
2023年第65回グラミー賞最優秀楽曲ノミネート
ノミネート結果
☆アデル(Adele)
「イージー・オン・ミー(Easy on Me)」
☆ビヨンセ(Beyonce)
「ブレイク・マイ・ソウル(Break My Soul)」
☆ケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)
「ザ・ハート・パート・ファイブ(The Heart Part 5)」
☆リゾ(Lizzo)
「アバウト・ダム・タイム(About Damn Time)」
☆DJキャレドと仲間達(DJ Khaled & Others)
「God Did」
☆テイラー・スウィフト(Taylor Swift)
「オール・トゥー・ウェル(All Too Well)」
☆ハリー・スタイルズ(Harry Styles)
「アズ・イット・ワズ(As It Was)」
☆スティーヴ・レイシー(Steve Lacy)
「バッド・ハビット(Bad Habit)」
☆Gayle
「ABCDEFU」
☆ボニー・レイット(Bonnie Raitt)
「ジャスト・ライク・ザット(Just Like That)」
2023年第65回グラミー賞最優秀アルバム・ノミネート予想答え合わせ
ノミネート予想
☆アデル(Adele)
「オー・マイ・ゴッド(Oh My God)」
☆ビヨンセ(Beyonce)
「ルネッサンス(Renaissance)」
☆ケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)
「ミスター・モラル・アンド・ザ・ビッグ・ステッパーズ(Mr. Morale & the Big Steppers)」
☆ハリー・スタイルズ(Harry Styles)
「ハリーズ・ハウス(Harry’s House)」
☆ブランディ・カーライル(Brandi Carlile)
「In These Silent Days」
☆リゾ(Lizzo)
「スペシャル(Special)」
☆バッド・バニー(Bad Bunny)
「あなたのいない夏(Un Verano Sin Ti)」
☆ロバート・プラント & アリソン・クラウス(Robert Plant & Alison Krauss)
「Raise the Roof」
☆ザ・ウォー・オン・ドラッグス(The War On Drugs)
「I Don’t Live Here Anymore」
☆ミラベルと魔法だらけの家(ディズニー映画サウンドトラック)
「エンカント(Encanto)」
ノミネート結果
☆アデル(Adele)
「オー・マイ・ゴッド(Oh My God)」
☆ビヨンセ(Beyonce)
「ルネッサンス(Renaissance)」
☆ケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)
「ミスター・モラル・アンド・ザ・ビッグ・ステッパーズ(Mr. Morale & the Big Steppers)」
☆ハリー・スタイルズ(Harry Styles)
「ハリーズ・ハウス(Harry’s House)」
☆ブランディ・カーライル(Brandi Carlile)
「In These Silent Days」
☆リゾ(Lizzo)
「スペシャル(Special)」
☆バッド・バニー(Bad Bunny)
「あなたのいない夏(Un Verano Sin Ti)」
☆メアリー・J.ブライジ(Mary J. Blige)
「グッド・モーニング・ゴージャス(Good Morning Gorgeous)
☆アバ(ABBA)
「ヴォヤージ(Voyage)」
☆コールドプレイ(Coldplay)
「ミュージック・オブ・ザ・スフィアーズ(Music of the Spheres)」
ノミネート予想点数
10点中7点
ノミネート総評
基本的には、下馬評通りのメンツがそろった感じです。
アバは、昨年も最優秀レコードでノミネートされていたので、可能性はあると思いました。
ですが、メアリー・J.ブライジとコールドプレイは、予想外でしたね。
ただつい最近、メアリー・J.ブライジのこのアルバムを聴いたのですが、ビックリするくらい良かったです。
他の音楽賞でもノミネートされていたので、やはり現地では評価されていたのでしょう。
コールドプレイは・・・
前作もこの部門でノミネートされていて、このアルバムは普通に良かったです。
ただ今作はどうなんでしょう?
個人的にはノミネートされるほどのアルバムではないと思います。
ただ彼らもグラミーには、ホントに好かれているんだなとあらためて感じた次第です。
2023年第65回グラミー賞最優秀新人・ノミネート予想答え合わせ
ノミネート予想
☆ラトー(Latto)
☆ウェット・レッグ(Wet Leg)
☆アニッタ(Anitta)
☆ムナ(Muna)
☆サム・フェンダー(Sam Fender)
☆ジョージ(Joji)
☆ザック・ブライアン(Zach Bryan)
☆ガイル(Gayle)
☆リナ・サワヤマ(Rina Sawayama)
☆ダヴ・キャメロン(Dove Cameron)
ノミネート結果
☆ラトー(Latto)
☆ウェット・レッグ(Wet Leg)
☆アニッタ(Anitta)
☆マネスキン(Måneskin)
☆オマ―・アポロ(Omar Apollo)
☆ドミ & JD・ベック(Domi & JD Beck)
☆サマラ・ジョイ(Samara Joy)
☆マニー・ロング(Muni Long)
☆トベ・ンウィーグウェ(Tobe Nwigwe)
☆モリー・タトル(Molly Tuttle)
ノミネート予想点数
10点中3点
ノミネート総評
いつものことながら、グラミー賞の新人定義はマジで謎ですねw
2023年第65回グラミー賞ロックアルバム・ノミネート予想答え合わせ
ノミネート予想
☆スプーン(Spoon)
「Lucifer on the Sofa」
☆ザ・ウォー・オン・ドラッグス(The War On Drugs)
「I Don’t Live Here Anymore」
☆マストドン(Mastodon)
「ハッシュド・アンド・グリム(Hushed and Grim)」
☆フォンテインズD.C.(Fontaines D.C.)
「スキンティ・フィア(Skinty Fia)」
☆ゴースト(Ghost)
「インペラ(Impera)」
ノミネート結果
☆スプーン(Spoon)
「Lucifer on the Sofa」
☆オジー・オズボーン(Ozzy Osbourne)
「ペイシェント・ナンバー9(Patient Number 9)」
☆ザ・ブラック・キーズ(The Black Keys)
「ドロップアウト・ブギー(Dropout Boogie)」
☆エルヴィス・コステロ & ジ・インポスターズ(Elvis Costello & The Imposters)
「ザ・ボーイ・ネームド・イフ(The Boy Named If)」
☆アイドルズ(Idles)
「Crawler(クローラー)」
☆マシン・ガン・ケリー(Machine Gun Kelly)
「メインストリーム・セルアウト(Mainstream Sellout)」
ノミネート予想点数
6点中1点
ノミネート総評
自分の得意分野・・・のはずでしたが、昨年に続き全然当たらずw
個人的には、オジー先生とスプーンのアルバムは好きです。
その他は、ノミネート常連のブラック・キーズやコステロ先生らがいます。
2023年第65回グラミー賞オルタナティブアルバム・ノミネート予想答え合わせ
ノミネート予想
☆ヤー・ヤー・ヤーズ(Yeah Yeah Yeahs)
「クール・イット・ダウン(Cool It Down)」
☆ビッグ・シーフ(Big Thief)
「ドラゴン・ニュー・ウォーム・マウンテン・アイ・ビリーヴ・イン・ユー(Dragon New Warm Mountain I Believe in You)」
☆ザ・スマイル(The Smile)
「A Light for Attracting Attention」
☆フローレンス・アンド・ザ・マシーン(Florence and the Machine)
「ダンス・フィーバー(Dance Fever)」
☆ミツキ(Mitski)
「ローレル・ヒル(Laurel Hell)」
ノミネート結果
☆ヤー・ヤー・ヤーズ(Yeah Yeah Yeahs)
「クール・イット・ダウン(Cool It Down)」
☆ビッグ・シーフ(Big Thief)
「ドラゴン・ニュー・ウォーム・マウンテン・アイ・ビリーヴ・イン・ユー(Dragon New Warm Mountain I Believe in You)」
☆アーケイド・ファイア(Arcade Fire)
「We」
☆ビョーク(Björk)
「フォソーラ(Fossora)」
☆ウェット・レッグ(Wet Leg)
「ウェット・レッグ(Wet Leg)」
ノミネート予想点数
5点中2点
ノミネート総評
この部門は例年、音楽性の高いミュージシャンがひしめくので、個人的には楽しみな部門の1つです。
予想としては2枠当たりましたが、残りの3枠も、ノミネートされて不思議な顔ぶれではありません。
特にアーケイド・ファイアとビョークは、ノミネート常連なので。
2023年第65回グラミー賞ポップアルバム・ノミネート予想答え合わせ
ノミネート予想
☆アデル(Adele)
「30」
☆ハリー・スタイルズ(Harry Styles)
「ハリーズ・ハウス(Harry’s House)」
☆エド・シーラン(Ed Sheeran)
「イコールズ(=)」
☆ラナ・デル・レイ(Lana Del Rey)
「ブルー・バニスターズ(Blue Banisters)」
☆ティアーズ・フォー・フィアーズ(Tears for Fears)
「The Tipping Point」
ノミネート結果
☆アデル(Adele)
「30」
☆ハリー・スタイルズ(Harry Styles)
「ハリーズ・ハウス(Harry’s House)」
☆リゾ(Lizzo)
「スペシャル(Special)」
☆アバ(ABBA)
「ヴォヤージ(Voyage)」
☆コールドプレイ(Coldplay)
「ミュージック・オブ・ザ・スフィアーズ(Music of the Spheres)」
ノミネート予想点数
5点中2点
ノミネート総評
今回のグラミーは、この部門が一番の激戦区ですね。
全てのアルバムが、主要部門にもノミネートされてるので。
ノミネート予想点数合計
56点中31点で55点の割合
低レベルですがw、目標の50点をクリアしました!
ただ、一番の専門分野であるはずのロックアルバム予想が1つしか当たらなかったので、ここを改善しないと話にならないですね・・・
2023年第65回グラミー賞ノミネート全体の総評
今回の特徴は、メジャーな面子が音楽的に良い作品を出し、順当にノミネートされることが多かった。
そんな感じだと思います。
そのため主要部門は、2000年代以降を振り返ってみても、1、2を争うぐらい豪華な面々が集いました。
個人的には、2006年や2012年と同じぐらいのインパクトを受けます。
2006年のメンツは、U2、ポール・マッカートニー、ブルース・スプリングスティーン、マライア先生、グリーン・デイ、カニエ先生などなど・・・
2012年のメンツは、アデル、ブルーノ、フーファイ、ガガ、リアーナ、ボン・イヴェールなどなど・・・
今回は、これらの年に匹敵するでしょう。
別にグラミーの回し者ではありませんがw、本命が集った今回ばかりは、見逃せない年になると思います。
今の洋楽に興味のある方は、少しでもチェックすることをおススメします。