日本時間2月6日月曜、午前10時から開催されるグラミー賞。
今回は主要4部門を含め、気になる部門の受賞予想を行っていきます。
また、個人的に良い曲だと感じたノミネート作品も併せて、紹介していきます。
この投稿を見れば、今年のグラミー賞の見所が全て分かります！
おそらくw
ポップ部門
ポップソロパフォーマンス
◎Harry Styles「As It Was」
○Adele「Easy on Me」
△Steve Lacy「Bad Habit」
□Bad Bunny「Moscow Mule」
Doja Cat「Woman」
Lizzo「About Damn Time」
ハリー・スタイルズとアデルの英国勢に加え、スティーヴ・レイシーやバッド・バニーにもチャンスはあると思います。
グラミーの好みや過去の受賞歴を考えると、順当にいけばアデルなんですが・・・
ただですね、アデルばかりが受賞してもどうなのよ？というしょうもない理由でw、本命はハリー君にします。
個人的に曲自体は、アデルの方が好きです。
ポップグループパフォーマンス
◎Coldplay and BTS「My Universe」
○Sam Smith and Kim Petras「Unholy」
ABBA「Don’t Shut Me Down」
Camila Cabello featuring Ed Sheeran「Bam Bam」
Post Malone and Doja Cat「I Like You」
すいません。
この部門は、個人的に好きな曲が1つもありません・・・
本命不在という感じではありますが、やはりグラミーには相性の良いコープレ、そして今回ここに絡んできたBTSとのコラボ曲を本命とします。
もし受賞すれば、BTSは初となりますね。
対抗は、現在もヒット中のサム・スミスらの曲で。
ポップアルバム
◎Harry Styles「Harry’s House」
○Adele「30」
Lizzo「Special」
ABBA「Voyage」
Coldplay「Music of the Spheres」
ハリー君とアデル以外が受賞することは、極めて考えにくいです。
アルバム自体の出来は、双方ともかなり良いと思います。
ロック部門
ロックパフォーマンス
◎Brandi Carlile「Broken Horses」
○Ozzy Osbourne featuring Jeff Beck「Patient Number 9」
△The Black Keys「Wild Child」
□Beck「Old Man」
◇Bryan Adams「So Happy It Hurts」
IDLES「Crawl!」
Turnstile「Holiday」
大ベテランから新進気鋭の存在まで、面白いメンツがそろいました。
本命は、主要部門にも顔を出しているブランディ・カーライル。
対抗は、オジー先生と、つい最近他界してしまったジェフ・ベック。
グラミーに相性がいいブラック・キーズやベックも、チャンスありです。
そして！久しぶりのブライアン・アダムス。
この曲、とてもいい感じなんですよ。
というわけで、5名に印をつけました。
おすすめの曲
Ozzy Osbourne ft. Jeff Beck「Patient Number 9」
The Black Keys「Wild Child」
Beck「Old Man」
Bryan Adams「So Happy It Hurts」
ロックソング
◎Brandi Carlile「Broken Horses」
○Ozzy Osbourne featuring Jeff Beck「Patient Number 9」
△The War On Drugs「Harmonia’s Dream」
Red Hot Chili Peppers「Black Summer」
Turnstile「Blackout」
ロックパフォーマンス部門同様、本命はブランディ・カーライル。
対抗は、オジー先生とジェフ・ベック。
ウォー・オン・ドラッグスにも、可能性はあると思います。
レッチリはちょっと厳しいですかね。
おすすめの曲
The War On Drugs「Harmonia’s Dream」
ロックアルバム
◎Ozzy Osbourne「Patient Number 9」
○Spoon「Lucifer on the Sofa」
The Black Keys「Dropout Boogie」
Elvis Costello and The Imposters「The Boy Named If」
IDLES「Crawler」
Machine Gun Kelly「Mainstream Sellout」
本命は、願望を込めてオジー先生。
対抗は、非常に音楽性が高く出来の良いアルバムを作ったスプーンでしょうか。
他は個人的に、印をつける気にはなれませんでした。
オルタナティブ部門
オルタナティブパフォーマンス
◎Arctic Monkeys「There’d Better Be a Mirrorball」
○Big Thief「Certainty」
Yeah Yeah Yeahs featuring Perfume Genius「Spitting Off the Edge of the World」
Florence and the Machine「King」
Wet Leg「Chaise Longue」
今回から新設された賞ですが、オルタナ部門は毎年、音楽的に出来の良い作品が多いので良いことだと思います。
さてさて、記念すべき1発目は、アクモンかビッグ・シーフのどちらかが受賞するでしょう。
本命は、ボーカルや曲の個人的な好みでアクモンにしました。
おすすめの曲
Arctic Monkeys「There’d Better Be A Mirrorball」
オルタナティブアルバム
◎Big Thief「Dragon New Warm Mountain I Believe in You」
○Yeah Yeah Yeahs「Cool It Down」
Arcade Fire「We」
Björk「Fossora」
Wet Leg「Wet Leg」
本命はビッグ・シーフ。
対抗はヤー・ヤー・ヤーズで。
他の面々は厳しいですかね。
特にビョークは、ノミネート常連（今回で16回目）ですが、まだ受賞がないんですよね。
個人的には、ヤー・ヤー・ヤーズのアルバムが好きなんですが・・・
ビッグ・シーフは最近、評価の高いアルバムを作り続けているので、こちらが本命と言えるでしょう。
R&B部門
R&Bアルバム
◎Mary J. Blige「Good Morning Gorgeous」
○Robert Glasper「Black Radio III」
Chris Brown「Breezy」
Lucky Daye「Candydrip」
PJ Morton「Watch the Sun」
主要部門にも顔を出しているメアリー・J. ブライジが本命で、かなり優位です。
対抗は、ロバート・グラスパーぐらいでしょうか。
おすすめの曲
Lucky Daye「Over」
Babyface & Ella Mai「Keeps On Fallin’」
ラップ部門
ラップ全4賞
ラップ部門は4つの賞がありますが、今回のメンツを見ると、ケンドリックが全て受賞する可能性が、かなり高いですね。
というわけで手抜きではないですがw、全てケンドリック・ラマーで。
おすすめの曲
Doja Cat「Vegas」
Hitkidd and GloRilla「F.N.F.」
Kendrick Lamar featuring Blxst & Amanda Reifer「Die Hard」
Latto「Big Energy」
ダンス・エレクトリック部門
ダンス・エレクトリック全2賞
この部門は2つの賞がありますが、今回なぜかこの部門に入ったビヨンセが、2つともかっさらっていくでしょう。
いつもはR&B部門なんですが。
おすすめの曲
Bonobo「Rosewood」
Diplo & Miguel「Don’t Forget My Love」
David Guetta & Bebe Rexha「I’m Good」
Rüfüs Du Sol「On My Knees」
アメリカンルーツ部門
アメリカンルーツソング
◎Brandi Carlile featuring Lucius「You And Me on the Rock」
○Robert Plant & Alison Krauss「High and Lonesome」
△Bonnie Raitt「Just Like That」
Sheryl Crow「Forever」
Anaïs Mitchell「Bright Star」
Aoife O’Donovan & Allison Russell「Prodigal Daughter」
何気に、とても豪華なメンツがそろいました。
本命はやはり、ブランディ・カーライル。
対抗は、ゴールデンコンビのロバート・プラントとアリソン・クラウス。
ボニー・レイットにも、チャンスはあるでしょう。
アメリカーナアルバム
◎Brandi Carlile「In These Silent Days」
○Robert Plant & Alison Krauss「Raise the Roof」
Bonnie Raitt「Just Like That…」
Dr. John「Things Happen That Way」
Keb’ Mo’「Good to Be…」
本命はやはり、ブランディ・カーライル。
対抗はロバート・プラントとアリソン・クラウス。
今回はブランディ・カーライル、主要4部門以外の賞は、ほぼ受賞すると思います。
ところで、ロバート・プラントとアリソン・クラウスのこのアルバム、本当に素晴らしい内容です。
ツェッペリン時代のプラントしか知らない方、近年の彼を知らない方は、特に聴いてほしいです。
アリソン・クラウスの綺麗な歌声にも癒されます。
ビジュアルメディア部門
ビジュアルメディアソング
◎Carolina Gaitán – La Gaita, Mauro Castillo, Adassa, Rhenzy Feliz, Diane Guerrero, Stephanie Beatriz & Encanto Cast「We Don’t Talk About Bruno」
○Lady Gaga「Hold My Hand」
△Taylor Swift「Carolina」
Jessy Wilson featuring Angelique Kidjo「Keep Rising」
4*Town, Jordan Fisher, Finneas O’Connell, Josh Levi, Topher Ngo, Grayson Villanueva「Nobody Like U」
Beyoncé「Be Alive」
この部門、何気に有名どころがそろい、かなり面白い展開になりました。
ビヨンセ・テイラー・ガガが3人とも同じ部門で候補になるのは、記憶の限りでは確か、2010年の主要4部門以来、13年ぶりのような気がします。
その時はテイラーが初のアルバム賞を受賞し、そこから彼女のスターダムなキャリアが始まったといえます。
とはいえ今回の本命は、大ヒットを飛ばした「ミラベルと魔法だらけの家（Encanto）」の「秘密のブルーノ」が有力。
対抗に、ガガとテイラーが続く感じですかね。
ビヨンセ、この部門に関しては少し厳しいかと思います。
おすすめの曲
Lady Gaga「Hold My Hand」
Taylor Swift「Carolina」
Jessy Wilson featuring Angelique Kidjo「Keep Rising」
4*Town, Jordan Fisher, Finneas O’Connell, Josh Levi, Topher Ngo, Grayson Villanueva「Nobody Like U」
ミュージックビデオ・フィルム部門
ミュージックビデオ
◎Kendrick Lamar「The Heart Part 5」
○Adele「Easy on Me」
△Harry Styles「As It Was」
□Taylor Swift「All Too Well: The Short Film」
BTS「Yet to Come」
Doja Cat「Woman」
この部門も、何気に有名どころがそろい、かなり面白い展開になりました。
ただ個人的には、ケンドリック・ラマーが圧倒的な本命かと思います。
それぐらい、このビデオは完成度が高いです。
で、ケンドリックでないとしたら、アデル・ハリー君・テイラーの誰かかと。
あと、BTSのこの曲。
彼らのファンではないのですが、かなり好みな曲です。
おすすめの曲
BTS「Yet to Come」
主要4部門
最優秀新人
◎Måneskin
○Wet Leg
△Latto
Anitta
Omar Apollo
Domi and JD Beck
Samara Joy
Muni Long
Tobe Nwigwe
Molly Tuttle
今回は、圧倒的本命が不在。
なので予想が難しいのですが、マネスキンが本命でいいかなと。
対抗に、評価の高いデビューアルバムを出したウェット・レッグ。
「ビック・エナジー」でヒットを飛ばしたラトーにも、チャンスはあると思います。
最優秀楽曲
◎Kendrick Lamar「The Heart Part 5」
○Beyoncé「Break My Soul」
△Harry Styles「As It Was」
□Adele「Easy on Me」
◇Steve Lacy「Bad Habit」
Lizzo「About Damn Time」
DJ Khaled Featuring Rick Ross, Lil Wayne, Jay-Z, John Legend and Fridayy「God Did」
Taylor Swift「All Too Well（10 Minute Version）」
Bonnie Raitt「Just Like That」
Gayle「ABCDEFU」
受賞の可能性があるのは、上5人までだと思います。
本命はケンドリック・ラマー。
もうそろそろ、主要部門を受賞してもいいでしょう。
対抗はビヨンセ。
ハリー君やアデルにも、可能性はあります。
そして！スティーヴ・レイシー。
この豪華なメンツの中では大穴的存在ですが、この曲が受賞する可能性も捨てきれません。
おすすめの曲
DJ Khaled Featuring Rick Ross, Lil Wayne, Jay-Z, John Legend and Fridayy「God Did」
Taylor Swift「All Too Well（10 Minute Version）」
最優秀レコード
◎Beyoncé「Break My Soul」
○Kendrick Lamar「The Heart Part 5」
△Adele「Easy on Me」
□Harry Styles「As It Was」
◇Steve Lacy「Bad Habit」
Brandi Carlile featuring Lucius「You and Me on the Rock」
Lizzo「About Damn Time」
Doja Cat「Woman」
Mary J. Blige「Good Morning Gorgeous」
ABBA「Don’t Shut Me Down」
同じく、受賞の可能性があるのは上5人までだと思います。
本命はビヨンセ。
何度も主要部門にノミネートされながら、この部門と最優秀アルバムの受賞はまだなし。
デスチャ時代からキャリアも長いですし、もうそろそろという雰囲気もありますからね。
対抗はケンドリック。
以下、楽曲部門とほぼ同じですが、手抜きではありませんw
最優秀アルバム
◎Beyoncé「Renaissance」
○Kendrick Lamar「Mr. Morale & the Big Steppers」
△Harry Styles「Harry’s House」
□Bad Bunny「Un verano sin ti」
◇Adele「30」
Brandi Carlile「In These Silent Days」
Mary J. Blige「Good Morning Gorgeous」
Lizzo「Special」
ABBA「Voyage」
Coldplay「Music of the Spheres」
ビヨンセが本命。
理由は上に同じですw
ケンドリックが対抗。
そして、ラテンのアルバムでありながら大ヒットを飛ばしたバッド・バニー。
彼にもチャンスはあるでしょう。
個人的には、ブランディ・カーライルとメアリー・J. ブライジのアルバムが大好きなんですが、ちょっとこのメンツでは受賞は厳しいかな。
そして、ハリー君。
受賞してもおかしくないレベルのアルバムなんですが・・・
基本グラミーは、アイドルグループ出身の人にはかなり厳しいので、ちょっとシンドイかもしれません。
2023年第65回グラミー賞受賞予想まとめ
というわけで、今回の2023年第65回グラミー賞受賞予想をまとめてみました。
予想ですが、最低半分ぐらいは当たりたいですねw
受賞結果はどうあれ、当日の授賞式がどんな感じになるのか楽しみです！
