ロック・メタル・オルタナ部門/2024年第66回グラミー賞の受賞予想

ロック・メタル・オルタナ部門/2024年第66回グラミー賞の受賞予想 グラミー賞

久しぶりの投稿ですw

このブログではこれまで過去2回にわたり、グラミー賞の受賞予想・ノミネート予想をしてきました。
今回は少し趣向を変え、すでにノミネートされたこの段階から、各部門の受賞予想をしたいと思います。

まずは、個人的に一番興味関心の高い、ロック・メタル・オルタナティブ部門です。
併せて、オススメの曲も紹介していきます。

ロックパフォーマンス

◎Boygenius「Not Strong Enough」
○Black Pumas「More Than A Love Song」
△Foo Fighters「Rescued」
Arctic Monkeys「Sculptures Of Anything Goes」
Metallica「Lux Æterna」

本命は、ボーイジーニアス。
今作のアルバムは、欧米音楽メディアからの評価が非常に高く、またビルボードチャートでも週間4位と、なかなかの良い商業的記録を残しました。
彼女らは主要部門にもノミネートされているので、素直に考えれば第1候補です。

対抗は、グラミーがなぜか推しているwブラック・プーマズ。
でも個人的には、全然嫌いではないですね。
曲も普通にイイですし。

そして、グラミーに抜群の相性を誇るフーファイも外すことはできません。
アクモンとメタリカはちょっと厳しいでしょう。

Boygenius「Not Strong Enough」

Black Pumas「More Than A Love Song」

メタルパフォーマンス

◎Disturbed「Bad Man」
○Ghost「Phantom Of The Opera」
△Metallica「72 Seasons」
Slipknot「Hive Mind」
Spiritbox「Jaded」

本命は、ディスターブド。
個人的にはこのバンドのボーカル、デイヴィッド・ドレイマンの歌がけっこう好きでして。
なんか、メタル版フィル・コリンズといった感じの声質が、いい感じといいますか。
曲も悪くないので、今回は受賞してほしいです。

対抗はゴースト。
ただ、この曲はアイアン・メイデンのカバーなので、本命まではちと厳しいかなと思います。
そして、王道なメタリカも、この部門では外すことができないです。

Disturbed「Bad Man」

Ghost「Phantom Of The Opera」

ロックソング

◎Boygenius「Not Strong Enough」
○Foo Fighters「Rescued」
Queens Of The Stone Age「Emotion Sickness」
Rolling Stones「Angry」
Olivia Rodrigo「Ballad Of A Homeschooled Girl」

ストーンズからオリヴィア・ロドリゴまで、万華鏡のような目まいのするメンツですw
ただし、やはり本命はボーイジーニアスで、対抗がフーファイ。
この2組の一騎打ちだと思います。

ロックアルバム

◎Foo Fighters「But Here We Are」
○Paramore「This Is Why」
Greta Van Fleet「Starcatcher」
Queens Of The Stone Age「In Times New Roman…」
Metallica「72 Seasons」

本来ならば、本命はパラモアにしたかったです。
素晴らしいアルバムなので。

ただし冷静に考えると、本命はフーファイにせざるをえません。
グラミーとの相性もピカイチですし、加えて今回のアルバムは、メディアからの評価も過去一番だったと思います。
というわけで、受賞はこの2組のどちらかでしょう。

オルタナティブパフォーマンス

◎Boygenius「Cool About It」
○Paramore「This Is Why」
△Lana Del Rey「A&W」
Arctic Monkeys「Body Paint」
Alvvays「Belinda Says」

本命は、またもやボーイジーニアス。
対抗は、パラモア。
最優秀楽曲にもノミネートされているラナ・デル・レイも、スルーはできない感じです。

Boygenius「Cool About It」

Paramore「This Is Why」

オルタナティブアルバム

◎Boygenius「The Record」
○Lana Del Rey「Did You Know That There’s A Tunnel Under Ocean Blvd」
△Gorillaz「Cracker Island」
△PJ Harvey「I Inside The Old Year Dying」
Arctic Monkeys「The Car」

ここでもやはり本命は、ボーイジーニアス。
対抗がラナ・デル・レイ。
この2つのアルバムは主要部門でもノミネートされているので、おそらくどちらかが受賞するでしょう。

ただしゴリラズとPJハーヴェイ、この英国産でかつ、グラミーノミネート常連組のアルバムも素晴らしかったので、印を付けさせてもらいました。

ロック・メタル・オルタナティブ部門まとめ

この部門の傾向としては、基本的にボーイジーニアスVS.フーファイという構図になると思います。
充実したアルバムを作ったボーイジーニアスか、グラミーパワーに勝るフーファイか。
個人的にはパラモアの受賞を期待していますが、はたして…

次回はテイラー、マイリー、ロドリゴらの、ポップ部門の受賞予想をしていきます。