2021年の洋楽ロックで見逃せないおすすめの曲

2021年の洋楽ロックで見逃せないおすすめの曲 洋楽ロック

ここ近年、世界的に、とりわけアメリカでは存在感が落ち続けている洋楽ロック。
1970年~1990年代は隆盛を極めただけに、現状、特に商業的な見地でいえば寂しい限りです。

ただし、だからといって曲そのものの魅力が下がったわけではありません。
2021年も、素晴らしい洋楽のロックソングはたくさんありました。
今回はそんな、個人的におすすめできる2021年の洋楽ロックを挙げていきます。

※曲は随時、追加していきます。

エムドゥ・モクター「Chismiten」

ニジェールという馴染みの薄い、西アフリカの国からやってきたロックバンド、Mdou Moctar 。
「砂漠のジミヘン(ジミ・ヘンドリクス)」の異名を取り、その民族的なギターサウンドは、聴く者の心を魅了させてくれます。

2021年発売のアルバム「Afrique Victime」は、欧米の音楽メディアから非常に高い評価を得ています。
少し風変わりなギターロックを聴きたい方におすすめです。

デュラン・デュラン「Wing」

イギリスのバンド、Duran Duran 。
彼らといえば80年代のイメージが強いですが、母国では今もチャート上位にランクインするなど、根強いファンがいます。
また、現在の彼らは、普遍的なロックソングを多く作っていて、とても聴きやすい作風です。

2021年発売のアルバム「Future Past」の中で、一番おすすめの曲

ビッフィ・クライロ「Errors in the History of God」

スコットランドのロックバンド、Biffy Clyro 。
英国圏を中心としたヨーロッパでは人気・実績ともに十分です。
2021年発売のアルバム「The Myth of the Happily Ever After」は、欧米の音楽メディアから非常に高い評価を得ています。
ストレートなロックを聴きたい方には、特におすすめできるバンドでしょう。

マンチェスター・オーケストラ「Keel Timing」

マンチェスターと銘打っていますが、アメリカのロックバンド、Manchester Orchestra 。
昨今、商業面で苦戦するロックバンドが多い中、ビルボード200(アルバムチャート)では、ほぼ全てのアルバムを40位以内にランクインさせています。

この曲は、2021年発売のアルバム「The Million Masks of God」に収録され、セカンドシングルとしてカット。
終わり方がとてもロックらしいキリの良い閉め方なので、ぜひ一聴ください。

キングス・オブ・レオン「Golden Restless Age」

アメリカのロックバンド、Kings Of Leon 。
メンバー全員が、兄弟と従兄弟で構成されています。

アメリカを代表するロックバンドの1つで、彼らの大ヒット曲「ユーズ・サムバディ(Use Somebody)」は、2009年のビルボードチャート14位にランクイン。
また、グラミー賞の最優秀レコードも受賞しました。
エモーショナルで雄雄しいボーカルとギターサウンドが特徴的です。

この曲「ゴールデン・レストレス・エイジ」は、2021年発売のアルバム「When You See Yourself」に収録されています。
ラウドな感じを抑えながらも、しっかりした主張とサウンド。
滑らかなメロディーのおすすめなロックソングです。

デフヘヴン「Great Mass of Color」

アメリカのメタルバンド、Deafheaven 。
アルバムを出すたびに常に安定した音楽的評価を、欧米の音楽メディアから得ています。
静と動のコントラストが激しいロックバンドです。

この曲は、2021年発売のアルバム「Infinite Granite」内のファーストシングルとなります。
曲後半の盛り上がりとデスボイスは、おすすめで必聴です。

アイアン・メイデン「The Writing On The Wall」

イギリスのベテランメタルバンド、Iron Maiden 。
本国やヨーロッパ・日本などで人気があり、1980年代から現代までずっと変わらず、第一線で活躍中です。
ロック不毛の地であるアメリカでも直近4作のアルバムは、ビルボードチャートのトップ10にランクインしています。

この曲は、2021年発売のアルバム「Senjutsu」内のファーストシングルです。
非常にメッセージ性のある曲で、サビの部分は思わず拳を上げて歌いたくなるほどのw、おすすめな曲となっています。

ジャンゴ・ジャンゴ「Night of the Buffalo」

イギリスのロックバンド、Django Django 。
2021年発売のアルバム「Glowing in the Dark」に収録。
タイトル通りのイメージなサウンド、そしてちょっとラテンロックの入った雰囲気が聴きどころの曲です。

アイスエイジ「Vendetta」

デンマークのパンクロックバンド、Iceage 。
2021年発売のアルバム「Seek Shelter」に収録。
ミック・ジャガーに少し似ているボーカルと、ロックらしい感情的な衝動に満ちた、おすすめの曲です。

Torres「サースティア」

アメリカのシンガーソングライター、Torres 。
この曲「Thirstier」は、2021年に発売された同名のアルバム「Thirstier」に収録されました。
このアルバムからの2ndシングルとしてもリリースされ、ギター中心のグラムロック風な力強いボーカルとサウンドが特徴です。