1960年代から現代まで、多くの名曲を生み出してきた洋楽ロック。
ここ近年、特にアメリカでは、以前ほどの勢いがなくなっている状況ではありますが、それでも素晴らしいミュージシャンが名曲をリリースしています。
そこで今回は2010年代にブレイクした、洋楽ロックおすすめのミュージシャンを紹介します。
- カレオ(Kaleo)
- ヴォルビート(Volbeat)
- ザ・ブラック・キーズ(The Black Keys)
- ハイリー・サスペクト(Highly Suspect)
- キング・ギザード&ザ・リザード・ウィザード(King Gizzard & the Lizard Wizard)
- ジェイソン・イズベル(Jason Isbell)
- アルジアーズ(Algiers)
- ジョー・ボナマッサ(Joe Bonamassa)
- マーシーミー(MercyMe)
- アーケイド・ファイア(Arcade Fire)
- ザ・ウォー・オン・ドラッグス(The War On Drugs)
- グレタ・ヴァン・フリート(Greta Van Fleet)
- スタージル・シンプソン(Sturgill Simpson)
- ナッシング・モア(Nothing More)
- ホージア(Hozier)
- イマジン・ドラゴンズ(Imagine Dragons)
- ゲイリー・クラーク・ジュニア(Gary Clark Jr.)
- ハイム(Haim)
- ウルフ・アリス(Wolf Alice)
- サム・フェンダー(Sam Fender)
カレオ(Kaleo)
アイスランドのロックバンド、カレオ。
アイスランドのイメージらしからぬ、攻撃的でブルース風味な、力のあるボーカルが持ち味。
ボーカルやサウンドにおける表現能力の高さも優れており、おすすめのロックバンドです。
以下の曲は、2017年度のグラミー賞で、最優秀ロックパフォーマンスにノミネートされました。
おすすめの曲
「No Good」
ヴォルビート(Volbeat)
デンマークのロックバンド、ヴォルビート。
メタルにロカビリーを取り入れたボーカルとサウンドが持ち味。
ポップで分かりやすい曲も多く、非常にとっつきやすいです。
ロック不毛の地になりつつあるアメリカでも、アルバム2作がビルボード週間チャートのトップ10にランクインするなど、奮闘しています。
おすすめの曲
「Seal The Deal」
ザ・ブラック・キーズ(The Black Keys)
アメリカの2人組ロックバンド、ザ・ブラック・キーズ。
ブルースをベースにしつつも、ストレートなロックを感じさせる曲作りが非常に上手いです。
60~70年代のクラシックロックが好きな方には、特におすすめ。
2011年12月に発売されたアルバム「El Camino」は、2012年度ビルボードチャート10位、2012年度グラミー賞で最優秀アルバムにノミネートされました。
おすすめの曲
「Weight of Love」
ハイリー・サスペクト(Highly Suspect)
アメリカのロックバンド、ハイリー・サスペクト。
エモーショナルで哀愁のあるボーカルとサウンドが持ち味。
2015年のデビューアルバム「Mister Asylum」でいきなり、アルバムと収録曲「Lydia」が、グラミー賞のロック部門にノミネート。
バラード曲も聴かせる曲が多く、今後に期待大のロックバンドです。
おすすめの曲
「My Name Is Human」
キング・ギザード&ザ・リザード・ウィザード(King Gizzard & the Lizard Wizard)
オーストラリアのロックバンド、キング・ギザード&ザ・リザード・ウィザード。
このバンドは、とにかくアルバムのリリースペースが早く多作です!
また、アルバムごとに音楽性がガラッと変わることも多く、飽きさせないこと、この上なし。
その一方、どの作風でもコミカルさを持ち合わせていて、個人的にはその部分が大好きですね。
おすすめの曲
「Gamma Knife」
ジェイソン・イズベル(Jason Isbell)
アメリカのロックミュージシャン、ジェイソン・イズベル。
ニール・ヤングやブルース・スプリングスティーンが好きな方には、特におすすめです。
カントリー・フォークをベースにした、重厚感のある曲調が持ち味。
近年はアルバムが3作続けて、ビルボード週間チャートトップ10にランクイン。
また、グラミー賞受賞もすでに4回ある実力派です。
おすすめの曲
「Cumberland Gap」
アルジアーズ(Algiers)
アメリカのロックバンド、アルジアーズ。
パンクやソウルを基調に、宗教性を帯びた音楽が持ち味。
ボーカルやサウンドがとにかく力強く、緊迫感のある曲が多いです。
ガツンとした曲を聴きたい時には、特におすすめ。
おすすめの曲
「Death March」
ジョー・ボナマッサ(Joe Bonamassa)
アメリカのロックミュージシャン、ジョー・ボナマッサ。
ブルースを基調にした、硬派な音楽が持ち味。
ギタリストとしての評価が非常に高く、そのギタープレイを聴いているだけでも圧巻です。
また、シンガーとしても、非常に説得力のあるボーカルを聴かせてくれます。
おすすめの曲
「Love Ain’t a Love Song」
マーシーミー(MercyMe)
アメリカのクリスチャン(キリスト教)ロックバンド、マーシーミー。
ポップで分かりやすい曲調が持ち味で、ボーカルの歌唱力が素晴らしい!
声質が太く、声の通りが非常に良いです。
クリスチャンミュージックでありながら、ビルボード週間チャートトップ10に4作のアルバムを送り出しています。
おすすめの曲
「Flawless」
アーケイド・ファイア(Arcade Fire)
カナダのロックバンド、アーケイド・ファイア。
社会批判をテーマにした楽曲が多い一方、音楽性は非常に多岐に渡っています。
曲中盤から後半にかけての盛り上げ方が上手く、その展開もよく工夫されているのが特徴です。
2010年度のグラミー賞で、アルバム「The Suburbs」が最優秀アルバムを受賞。
知る人ぞ知る名バンドの立場から、一気にスターダムにのし上がりました。
おすすめの曲
「Signs of Life」
ザ・ウォー・オン・ドラッグス(The War On Drugs)
アメリカのロックバンド、ザ・ウォー・オン・ドラッグス。
ボブ・ディランを聴きやすくしたようなボーカルとサウンドをベースに、そこからさらに洗練された作風が持ち味です。
2017年度のグラミー賞で、アルバム「A Deeper Understanding」が最優秀ロックアルバムを受賞。
そのアルバムに収録されているこの曲は、疾走感にあふれドライブにピッタリなこと請け合いです。
おすすめの曲
「Nothing To Find」
グレタ・ヴァン・フリート(Greta Van Fleet)
今世界で最も期待されているといっても過言ではない、アメリカの若手ロックバンド、グレタ・ヴァン・フリート。
メンバー4人のうち3人は兄弟。
音楽的には、レッド・ツェッペリンの影響が色濃い部分もありますが、非常に華のある存在です。
直近2作のアルバムは、ロックが売れない昨今のアメリカでも、ビルボード週間チャートの7位以内にランクイン。
すでにグラミー賞も最優秀ロックアルバムを一度受賞済みで、今後が楽しみです。
おすすめの曲
「Age of Machine」
スタージル・シンプソン(Sturgill Simpson)
アメリカのシンガーソングライター、スタージル・シンプソン。
カントリーやロックなど幅広いジャンルで音楽活動を行っています。
2016年に発売されたカントリーアルバム「A Sailor’s Guide to Earth」が、ビルボードチャート週間3位にランクイン。
グラミー賞でも最優秀アルバムにノミネートされ、さらなる脚光を浴びるようになりました。
2019年リリースの「Sound & Fury」も、グラミー賞ロックアルバムにノミネート。
ジャンルレスを地で行く、今後も目が離せない存在です。
おすすめの曲
「Sing Along」
ナッシング・モア(Nothing More)
アメリカのロックバンド、ナッシング・モア。
爆発力のあるサウンドとボーカルが持ち味です。
2017年に発売されたアルバム「The Stories We Tell Ourselves」が、グラミー賞のロックアルバムにノミネート。
また、収録曲の1つ「Go To War」も、同賞のロックソングとロックパフォーマンスにノミネートされ、一気に3部門でのノミネートで話題になりました。
おすすめの曲
「Go To War」
ホージア(Hozier)
アイルランドのシンガーソングライター、ホージア。
デビュー曲の「Take Me to Church」が、ビルボードで週間2位・2015年度14位を記録。
2014年度のグラミー賞最優秀楽曲にもノミネートされました。
音楽的には、ロック・ブルース・フォーク等のジャンルを基調にしています。
以下の曲は、人生無計画なノープランの方に超おすすめできる名曲ですw
おすすめの曲
「No Plan」
イマジン・ドラゴンズ(Imagine Dragons)
アメリカのロックバンド、イマジン・ドラゴンズ。
「Radioactive」等のヒット曲で知られており、ロック冬の時代と言われるアメリカで、ビルボード100(週間シングルチャート)トップ10に、4曲を送り込んでいます。
音楽性は多岐に渡りますが、フロントマンであるダン・レイノルズの力強いボーカルが、一番の特長です。
おすすめの曲
「Radioactive」
ゲイリー・クラーク・ジュニア(Gary Clark Jr.)
アメリカのロックミュージシャン、ゲイリー・クラーク・ジュニア。
ブルースロックの色濃い音楽が特徴で、ギタリストとしての評価が非常に高いです。
直近で3作連続、アルバムをビルボードの8位以内にランクインさせており、また、グラミー賞ノミネートの常連でもあります。
おすすめの曲
「Bright Lights」
ハイム(Haim)
アメリカの3姉妹ポップロックバンド、ハイム。
デビューアルバムから音楽性を高く評価され、グラミー賞の最優秀新人賞にノミネートし、イギリスでは週間チャート1位を記録。
2020年にリリースされた3枚目のアルバムで、グラミー賞の最優秀アルバムにノミネートされました。
音楽的にはノスタルジックなメロディーとサウンドが特徴です。
おすすめの曲
「Don’t Save Me」
ウルフ・アリス(Wolf Alice)
イギリスのロックバンド、ウルフ・アリス。
キャリアの初期に出したシングル「Moaning Lisa Smile」が、グラミー賞のロックパフォーマンスにノミネートされ、一躍脚光を浴びる存在に。
その後も着実にキャリアを重ね、2022年には英国随一の音楽賞「ブリット・アワード」で最優秀グループを受賞。
今非常に勢いのあるバンドです。
おすすめの曲
「Planet Hunter」
サム・フェンダー(Sam Fender)
イギリスのロックミュージシャン、サム・フェンダー。
キラーズやブルース・スプリングスティーンを彷彿とさせる音楽性で、ストレートなロックを持ち味としています。
2019年にリリースしたデビューアルバム「Hypersonic Missiles」が、全英アルバムチャート1位を獲得。
2021年リリースの2ndアルバムも全英1位を記録し、非常に将来を期待されている存在です。
おすすめの曲
「Will We Talk?」