2022年6月、80歳になったポール・マッカートニー。
現在も活発なライブ活動を行っています。
直近の音楽制作でも、チャート上位へのランクインやグラミー賞のノミネートもあり、いまだ健在です。
今回はそんなポール・マッカートニーの、ビートルズ解散後にリリースされた名曲をセレクト。
正直、かなり個人的な好みが反映された結果になりましたw
どうしてもビートルズナンバーに目が行きがちですが、ビートルズ時代とそん色ない数多くの名曲があるので、そちらにもぜひ注目してほしいです。
- ディア・ボーイ(Dear Boy)/ 1971年
- バック・シート(The Back Seat Of My Car)/ 1971年
- バンド・オン・ザ・ラン(Band on the Run)/ 1973年
- ジェット(Jet)/ 1973年
- ジュニアズ・ファーム(Junior’s Farm)/ 1974年
- ワインカラーの少女(Letting Go)/ 1975年
- あの娘におせっかい(Listen To What The Man Said)/ 1975年
- トリート・ハー・ジェントリー~ロンリー・オールド・ピープル(Treat Her Gently – Lonely Old People)/ 1975年
- 幸せのノック(Let ‘Em In)/ 1976年
- やさしい気持(Warm and Beautiful)/ 1976年
- So Glad To See You Here / 1979年
- ワンダフル・クリスマスタイム(Wonderful Christmastime)/ 1979年
- タッグ・オブ・ウォー(Tug of War)/ 1982年
- テイク・イット・アウェイ(Take It Away)/ 1982年
- ボールルーム・ダンシング(Ballroom Dancing)/ 1982年
- ザ・パウンド・イズ・シンキング(The Pound Is Sinking)/ 1982年
- ワンダーラスト(Wanderlust)/ 1982年
- キープ・アンダー・カヴァー(Keep Under Cover)/ 1983年
- コアラへの詩(Ode To A Koala Bear)/ 1983年
- トゥワイス・イン・ア・ライフタイム(Twice In A Lifetime)/ 1985年
- ラフ・ライド(Rough Ride)/ 1989年
- 幸せなる結婚(We Got Married)/ 1989年
- オフ・ザ・グラウンド(Off The Ground)/ 1992年
- カリコ・スカイズ(Calico Skies)/ 1997年
- セイム・ラヴ(Same Love)/ 1997年
- ジェニー・レン(Jenny Wren)/ 2005年
- エニウェイ(Anyway)/ 2005年
- オンリー・ママ・ノウズ(Only Mama Knows)/ 2007年
- ホワイ・ソー・ブルー(Why So Blue)/ 2007年
- Dance ‘Til We’re High / 2008年
- カム・ホーム(Come Home)/ 2010年
- オンリー・アワ・ハーツ(Only Our Hearts)/ 2012年
- セイヴ・アス(Save Us)/ 2013年
- アリゲイター(Alligator)/ 2013年
- ロード(Road)/ 2013年
- Scared / 2013年
- フー・ケアズ(Who Cares)/ 2018年
- ディスパイト・リピーティッド・ウォーニングス(Despite Repeated Warnings)/ 2018年
- Women and Wives / 2020年
- Slidin’ / 2020年
- おまけ:その他の曲
ディア・ボーイ(Dear Boy)/ 1971年
ポール・マッカートニーと妻のリンダによる、多重コーラスが美しい名曲。
ポールお得意の、綺麗で流れるようなメロディーがさく裂しています。
曲の最初から終わりまで一分の隙もない、完ぺきな名曲です。
とりわけエンディングの締め方は、とてもドラマチックで感心させられます。
【収録アルバム】
ラム / Ram(1971年)
バック・シート(The Back Seat Of My Car)/ 1971年
ポール・マッカートニーお得意の、綺麗で流れるようなメロディーがさく裂しています。
曲の最初から終わりまで一分の隙もない、完ぺきな名曲です。
この曲も、エンディングの締め方がドラマチックです。
かつ、予想もつかない曲展開になり、感心させられます。
【収録アルバム】
ラム / Ram(1971年)
バンド・オン・ザ・ラン(Band on the Run)/ 1973年
ビートルズ後期時代からの得意技であるメドレー形式の曲。
ポール・マッカートニーのライブでは、ほぼ必ず演奏されます。
歌詞の内容は脱獄したバンドの歌なのですが、脱獄してうれしいのかw、途中からの希望に満ちあふれたサウンドがナイスな名曲になっています。
ビルボード週間1位、1974年度22位を記録。
同年度のグラミー賞では、ポップグループボーカルを受賞しました。
【収録アルバム】
バンド・オン・ザ・ラン / Band on the Run(1973年)
ジェット(Jet)/ 1973年
当時ポール・マッカートニーが飼っていた犬の名前をタイトルにした曲。
ビートルズ時代も「マーサ・マイ・ディア」でペットの犬について歌っていましたし、ポールはこういうのが好きですねw
ただ内容自体は、終始ワクワクさせてくれる分かりやすいロックチューンで、非常にファンの多い名曲でもあります。
ポールのボーカルも冴えわたっており、エンディングの締めも完ぺきです。
ビルボード週間7位を記録。
【収録アルバム】
バンド・オン・ザ・ラン / Band on the Run(1973年)
ジュニアズ・ファーム(Junior’s Farm)/ 1974年
レッツゴー!レッツゴーの連呼もあってw、全ての面で希望に満ちあふれた名曲。
とても元気づけられます。
能天気ながらもしっかりとロックした最後の締め方が、いかにもポールらしいです。
チャートでは、ビルボード週間3位にランクイン。
オリジナルアルバムには収録されず、ベストアルバムでの収録のみになっています。
ワインカラーの少女(Letting Go)/ 1975年
ポール・マッカートニーには比較的珍しい、ソウルっぽくかつブルージーな曲。
直近のライブでも演奏されている名曲です。
ポールの弾くベースサウンドとブラス(金管楽器)サウンドが、曲の盛り上げに大きく一役買っています。
【収録アルバム】
ヴィーナス・アンド・マース / Venus and Mars(1975年)
あの娘におせっかい(Listen To What The Man Said)/ 1975年
間奏のサックス演奏が素晴らしい、いかにもポール・マッカートニーらしいメロディーのシングル曲。
ポップスのお手本のような名曲だと思います。
また、カラオケにも適しており、この曲は聴いていて思わず歌いたくなるんですよね。
チャートではビルボード週間1位、1975年度の42位にランクインしました。
【収録アルバム】
ヴィーナス・アンド・マース / Venus and Mars(1975年)
トリート・ハー・ジェントリー~ロンリー・オールド・ピープル(Treat Her Gently – Lonely Old People)/ 1975年
アルバムのラストを飾るにふさわしい、しみじみとしながらも優しい雰囲気が印象的なバラード。
ポール・マッカートニーお得意のメドレー形式な曲なんですが、そういえばそうだったなと思うぐらい、自然と意識せずに頭に入ってきます。
個人的には、彼のライブでぜひ聴いてみたいと思わせてくれるほどの名曲です。
【収録アルバム】
ヴィーナス・アンド・マース / Venus and Mars(1975年)
幸せのノック(Let ‘Em In)/ 1976年
曲の冒頭からベルを鳴らすというw、ある意味画期的な楽曲。
イントロからこういう意外な楽器の音色で始まるのは、この曲と、ピーター・ガブリエルの「スレッジハンマー」(尺八の音色で始まります)が、有名どころでしょうか。
今のポールライブでも、時々演奏される曲です。
ビルボードチャート週間3位にランクインされました。
【収録アルバム】
スピード・オブ・サウンド / Wings at the Speed of Sound(1976年)
やさしい気持(Warm and Beautiful)/ 1976年
ポール・マッカートニーは、ビートルズ時代から現在に至るまで、数多くの美しい曲を世に出してきました。
その中でもこの曲は、1、2を争うぐらいの美しさだと思えるほどの名曲です。
そういえばエルヴィス・コステロも、この曲をカバーしていますね。
基本的には音数は絞られていて、ポールのピアノで進行していきます。
そのピアノはもちろん、間奏のギターやストリングスも素晴らしい!
まさしく100%タイトル通りなイメージの曲です。
【収録アルバム】
スピード・オブ・サウンド / Wings at the Speed of Sound(1976年)
So Glad To See You Here / 1979年
ワンダフル・クリスマスタイム(Wonderful Christmastime)/ 1979年
タッグ・オブ・ウォー(Tug of War)/ 1982年
テイク・イット・アウェイ(Take It Away)/ 1982年
ボールルーム・ダンシング(Ballroom Dancing)/ 1982年
ザ・パウンド・イズ・シンキング(The Pound Is Sinking)/ 1982年
ワンダーラスト(Wanderlust)/ 1982年
キープ・アンダー・カヴァー(Keep Under Cover)/ 1983年
コアラへの詩(Ode To A Koala Bear)/ 1983年
トゥワイス・イン・ア・ライフタイム(Twice In A Lifetime)/ 1985年
ラフ・ライド(Rough Ride)/ 1989年
幸せなる結婚(We Got Married)/ 1989年
オフ・ザ・グラウンド(Off The Ground)/ 1992年
カリコ・スカイズ(Calico Skies)/ 1997年
セイム・ラヴ(Same Love)/ 1997年
ジェニー・レン(Jenny Wren)/ 2005年
エニウェイ(Anyway)/ 2005年
オンリー・ママ・ノウズ(Only Mama Knows)/ 2007年
ホワイ・ソー・ブルー(Why So Blue)/ 2007年
Dance ‘Til We’re High / 2008年
カム・ホーム(Come Home)/ 2010年
オンリー・アワ・ハーツ(Only Our Hearts)/ 2012年
セイヴ・アス(Save Us)/ 2013年
アリゲイター(Alligator)/ 2013年
ロード(Road)/ 2013年
Scared / 2013年
フー・ケアズ(Who Cares)/ 2018年
ディスパイト・リピーティッド・ウォーニングス(Despite Repeated Warnings)/ 2018年
Women and Wives / 2020年
Slidin’ / 2020年
おまけ:その他の曲
以上、数多い曲の中から40選として、まとめてみました。
この他にも、
☆アンクル・アルバート~ハルセイ提督(Uncle Albert / Admiral Halsey)
ビルボード週間1位
1971年度ビルボード22位
1971年度グラミー賞 Best Arrangement Accompanying Vocalist(s) 受賞
☆マイ・ラヴ(My Love)
ビルボード週間1位
1973年度ビルボード5位
☆007 死ぬのは奴らだ(Live and Let Die)
ビルボード週間2位
1973年度グラミー賞ポップボーカルグループパフォーマンスノミネート
☆心のラヴ・ソング(Silly Love Songs)
ビルボード週間1位
1976年度ビルボード1位
チャート年間1位になったにもかかわらず、ライブではいっさいやりませんw
こんな大ヒット曲にもかかわらず自分のライブで取り上げないのは、さすがポールというか何というか・・・
などなど計23曲、ビルボードトップ10のヒット曲があります。
興味のある方はぜひ、ヒット曲はもちろん、その他の曲もチェックしてみてください(^O^)