「かっこいい洋楽とは?」
リスナーそれぞれの定義やこだわりがあるかと思いますが、ここでは「ボーカル・サウンド・リズムがかっこいい洋楽曲」「容姿がかっこいい洋楽ミュージシャンの曲」を挙げてみました。
かっこいい曲ばかりなので、何となく気になる曲から、ぜひチェックしてみてください。
- デヴィッド・ボウイ「Sue(Or In a Season of Crime)」(2016年・イギリス)
- ジョージ・マイケル「ファストラヴ」(1996年・イギリス)
- ジョン・メイヤー「Neon」(1999年・アメリカ)
- ブライアン・アダムス「Can’t Stop This Thing We Started」(1991年・カナダ)
- ドン・ヘンリー「The Last Worthless Evening」(1989年・アメリカ)
- ガンズ・アンド・ローゼズ「There Was a Time」(2008年・アメリカ)
- フー・ファイターズ「ザ・プリテンダー」(2007年・アメリカ)
- ハイム「If I Could Change Your Mind」(2013年・アメリカ)
- マッチボックス・トゥエンティ「ダウンフォール」(2002年・アメリカ)
- マドンナ「ソーリー」(2005年・アメリカ)
- マイケル・ジャクソン「ビート・イット」(1982年・アメリカ)
- ケンドリック・ラマー「キング・クンタ」(2015年・アメリカ)
- レッド・ツェッペリン「アキレス最後の戦い」(1976年・イギリス)
- ミューズ「MKウルトラ」(2009年・イギリス)
デヴィッド・ボウイ「Sue(Or In a Season of Crime)」(2016年・イギリス)
かっこいい洋楽ミュージシャンの代表格といえば、まずは David Bowie でしょう。
数々のかっこいい洋楽曲を生み出してきたボウイですが、とりわけ、遺作となってしまったアルバム「ブラックスター」は、発売2日後に当人が亡くなってしまったこともあり、大きなインパクトを与えました。
そのアルバムに収録されているこの曲は、ボウイの黒魔術的なボーカルと、ギター・サックスのサウンド、そして何といっても、乾いた感じで疾走感のあるドラムが最高にかっこいいです。
ジョージ・マイケル「ファストラヴ」(1996年・イギリス)
かっこいい洋楽ミュージシャンの筆頭格といっても過言ではない George Michael 。
53歳の若さで亡くなってしまいましたが、ワム!時代からソロ活動に至るまで、圧倒的なボーカル力で多くのインパクトを与えてくれました。
この曲「Fastlove」は、ディスコ風のR&Bを基調としていますが、ジョージの変幻自在なボーカルと手拍子がかっこいい!
よく見たらMVはツッコミどころ満載ですがw、曲と歌の素晴らしさで、全てがポジティブな印象に変わります。
1996年度ビルボードチャート62位
ビルボード週間チャート8位
ジョン・メイヤー「Neon」(1999年・アメリカ)
アメリカのシンガーソングライター、John Mayer 。
高身長でギタリストとしての評価が非常に高く、高校生の頃に短期交換留学生として来日以来、親日家としても有名です。
この曲は、彼特有の超クールなギターリフが最高にかっこいい!
日本人のギタープレイヤーにも人気の高い曲です。
アコギボーカルだけでこれほどの名演ができるのは、マジでかっこいいっす。
ブライアン・アダムス「Can’t Stop This Thing We Started」(1991年・カナダ)
カナダのシンガーソングライター、Bryan Adams 。
端正な顔立ちと、ハスキーかつエッジの効いた歌声で、1980年代から90年代に大活躍しました。
この曲は、彼のかっこいいボーカルが遺憾なく発揮されており、ゴキゲンなロックソングです。
とりわけ、随所にある曲の転調ぶりがインパクト大で、飽きさせません。
ビルボード週間チャート2位
1991年度ビルボードチャート59位
1991年度グラミー賞ソロロックボーカルノミネート
1991年度グラミー賞ロックソングノミネート
ドン・ヘンリー「The Last Worthless Evening」(1989年・アメリカ)
イーグルスのヴォーカリストでドラマー、また、ソロでも活躍中の Don Henley 。
これぞ大人のロックバラードという曲で、憂いのある渋い歌声が、とにかくかっこいい。
個人的には男性ロックヴォーカリストとして、トップ10には優に入る声質の持ち主だと思います。
ライブでこの出来だと、現地に行ってたらきっと感動していただろうな~
ガンズ・アンド・ローゼズ「There Was a Time」(2008年・アメリカ)
1980年代後半からヒットを連発し、スーパーロックバンドとして名を馳せた、Guns N’ Roses 。
バンド活動が停滞していた時期も長くありましたが、2008年に発売されたアルバム「Chinese Democracy」以降、活動も定期的に行うようになってきました。
そのアルバムに収録されているこの曲は、アクセル・ローズの曲中盤から熱を帯びたボーカルが素晴らしい!
そして何といっても、白い仮面とバケツを被った名ギタリスト・バケットヘッドによる、曲後半のギターソロが超絶かっこいい、壮大でメロディアスな作品です。
フー・ファイターズ「ザ・プリテンダー」(2007年・アメリカ)
伝説のロックバンド・ニルヴァーナのドラマーだったデイヴ・グロールがフロントマンを務めるロックバンド、Foo Fighters 。
そのフー・ファイターズの代表曲の1つといえるのが、この曲「The Pretender」です。
プリテンダーとは、デイヴによると「真実を言わず、人をあざむく権力者や政治家」とのことで、そういった輩を批判する反骨精神にあふれた曲です。
今の日本にもピッタリな曲ですね。
サウンドやメロディ的には、レッド・ツェッペリンをほうふつとさせるオープニングで始まりますが、彼ら独特の、静と動の強いコントラストが魂を感じさせます。
そして何よりこの曲は、エンディングがかっこいいのです!
2007年度グラミー賞最優秀レコードノミネート
2007年度グラミー賞ハードロックパフォーマンス受賞
ハイム「If I Could Change Your Mind」(2013年・アメリカ)
3人姉妹のバンド、Haim 。
デビューから現在に至るまで高い評価を得ており、とりわけ、アメリカ出身でありながらイギリス圏で際立つ人気の高さを持っています。
この曲は80年代を思わせる楽曲で、終始クールで哀愁を感じさせる曲調と、ダンスMVがかっこいい作品です。
マッチボックス・トゥエンティ「ダウンフォール」(2002年・アメリカ)
アメリカのロックバンド、Matchbox Twenty 。
90年代中盤に頭角を現し、フロントマンでボーカルのロブ・トーマスは、ソロでも活躍しています。
この曲「Downfall」は、ロブ・トーマスのボーカルと、ギターサウンド、そしてゴスペル風の女性コーラスの兼ね合いが、最高にかっこいい作品です。
マドンナ「ソーリー」(2005年・アメリカ)
80年代から現在まで、まだまだ元気すぎるくらい健在の Madonna 。
多くのヒット曲を世に送り出していますが、この曲「Sorry」は、マドンナが日本語を含むさまざまな言語で「ごめんなさい」と言っています。
ダンスポップで期待感あふれる、曲後半に向けての盛り上がりが、ハンパなくかっこいい曲です。
MVも、彼女のパブリックイメージに沿った強いキャラクターを表しています。
マイケル・ジャクソン「ビート・イット」(1982年・アメリカ)
Michael Jackson の大ヒット曲「Beat It」。
マイケルのボーカル、エドワード・ヴァン・ヘイレンのギターソロ、スティーヴ・ルカサーのギター、ジェフ・ポーカロのドラムなど、全てがかっこいい!
クインシー・ジョーンズプロデュースのもと、Totoやヴァン・ヘイレンら、当時の勢いあるロックバンドのメンバーが集結したスーパーナンバーです。
ビルボード週間チャート1位
1983年度ビルボードチャート5位
1983年度グラミー賞最優秀レコード受賞
1983年度グラミー賞最優秀楽曲受賞
1983年度グラミー賞男性ロックボーカル受賞
ケンドリック・ラマー「キング・クンタ」(2015年・アメリカ)
現代を代表するラッパー、Kendrick Lamar 。
出すアルバム全てが傑作と評され、商業的実績も申し分ありません。
この曲「King Kunta」は、18世紀の黒人奴隷をテーマとしたアメリカンドラマ「ルーツ」の主人公を表したもの。
主人に最後まで反抗する気骨のある存在です。
ケンドリックのシャープなラップとシリアスなサウンドトラック、そして女性コーラスが絶妙にマッチしていて、かっこいいことこの上なし。
また、ベースで、ドラゴンボール好きのサンダーキャットが参加しています。
レッド・ツェッペリン「アキレス最後の戦い」(1976年・イギリス)
イギリスの伝説的なロックバンド、Led Zeppelin の「Achilles Last Stand」。
10分以上の長い曲ですが、神話的な歌詞、ジョン・ボーナムのパワフルなドラミング、ジミー・ペイジのギタープレイ、ロバート・プラントの「アーアーアー」w などなど・・・
全ての要素がかっこいい曲で、終わり方も完璧です。
長い時間もまったく気にならず、最後まで飽きずに楽しめます。
ミューズ「MKウルトラ」(2009年・イギリス)
イギリスのロックバンド、Muse の「MK Ultra」。
MK Ultra とは、CIAが極秘裏に行っていた洗脳実験のコードネームだそうです。
楽曲の雰囲気と、ギターサウンドの切迫感やスピード感が、とにかくかっこいいです。
MK Ultra と今の日本、洗脳状態的にはあまり変わらないかもしれないですね。